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MY臨床発達心理学

自閉症の早期発見と早期支援

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服巻先生3
臨床発達心理士会東京支部の資格更新研修会で「自閉症の早期発見と早期療育について」研修会が行われました。

講師の服巻智子先生は自閉症に特化した療育施設を中心に、佐賀県で乳児健診から早期支援までの切れ目のない支援システムを構築されてこられました。自閉症のリスクが発見されれば、確定診断を待つ前に個別的な支援を開始すること、その支援者の養成やフォローアップのために専門家はバックアップしていくことなど、専門家としての役割などについても事細かにお話しをいただきました。

自閉症は早期に発見され、集中的な介入が早期に行われることで、自閉症状が緩和していくことがすでに多くの研究において明らかになっていますが、わが国では健診によってリスクが早期に発見されたとしても、療育施設の利用者が増加しているために、十分な療育が開始されるのは4歳を過ぎてからという状況が一般的になっています。

多くの臨床家や研究者、家族が早期支援の開始を望んではいても、個人的な努力だけでは、状況を変換させていくことはできません。

服巻先生は親の会や行政側の方々との間をつなぐために、石を水滴が砕くが如くの時間をかけて組織作りを行ってこられたのだとお話ししてくださいました。

フロアの会員同士のディスカッションでも、臨床家として目の前の子どもたちや保護者の方への直接支援を行うだけでなく、地域や専門家同士のネットワークをどうやって広げていけばよいのか、またその重要性について議論が深まっていました。

午後には、自閉症の早期支援モデルとして「Eary Start Denver Model(ESDM)」のご紹介をいただきました。

乳幼児期の重要な発達課題に合わせて目的を絞り込み、対象児の興味を持つような教材を選んで指導していく、という手順はNC-プログラムと共通しているなと思いましたが、子ども自らが教材を選ぶという「始発性」を大切にしている点、また、家庭でも何度も繰り返して学習経験が積めるように「再現性」を重視してプログラムを立てる、という点、など貴重な学びをいただきました。

ESDMのマニュアルの翻訳版が2月には出版され、3月には佐賀でワークショップが開催されるそうです。(→こちら

臨床家として、常に学び、常に前へ進んでいくことのできる環境に身を置けることは幸せなことです。
激務の中その貴重な機会をいただきました服巻先生とこの研修会の準備にあたってくれた東京支部子育て・発達支援ネットワークのメンバーに感謝いたします。

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