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我が家の心理学

リハビリテーション

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数週間前から痛み出した肩の調子が悪く、整形外科に通うことにした。

ついに五十肩?

いや、診断では前腕の筋肉を痛めたらしく、理学療法士による運動療法をうけることになった。


リハビリ室で理学療法士に腕の可動域のチェックをしてもらい、日常動作の不便などについてのインテークを受ける。

ベッドの横にあるパソコンにデータが打ち込まれたかと思うと、すぐさま印刷物が出てきた。

「お名前をいただけますか?」

「あ、はい。アズマです。」

「いえ、ここにサインを・・」

「あは、すみません。」

指さされたところにサインをすると治療計画書だった。



10近くのベッドにそれぞれ理学療法士が1対1でリハビリを行っている様子に圧倒され、職業柄ついきょろきょろ見回してしまう。

ホワイトボードには、理学療法士の研修予定がぎっしりと書き込まれている。

マッサージ法やリハビリ器具の使用方法と思われるもの、脳性麻痺のボバース法もある。

新人研修なのか?それとも、経験者向けの最先端の研修なのか?

クリニックのスタッフ研修の状況と比較して余計な想像をしてしまう。


「ここはかなり痛いでしょう。」

「え?触っただけでもわかるものなんですか?」

「ここの筋肉がかなり固くなっていますからね。」

理学療法士はそういって、少し手をずらし肩の関節をぐっと押し下げた。どうやっても治まらなかった痛みが一瞬で和らぐ。流石だ。

素人の私は痛いところをさすったり、気になってぐいぐい押したりして、患部を余計に痛めてしまっていたのだろうか。

「今はまず固くなっている筋肉をゆるめていきますね。しばらくしたら腕を動かして筋肉をつけていきます。時間は結構かかりますから、何回か通ってきてくださいね。」

まずは刺激をせずに痛みを落ち着かせ、時機がくれば適宜に運動アプローチをしていくということのようだ。

たくさんのアプローチがある中、どの方法をどの順番、どのタイミングで導入していくのか。

専門家の知識と経験がその判断に活かされる。


「〇〇療法」の専門家、というようなものは地域の臨床現場では通用しないのだ。

ありとあらゆるタイプのクライエントの要望に応じ、またそのタイプによって適切なアプローチを選択していく。

自分の技術の中から目の前にいるクライエントが受け止められるものだけを提示するのは意外と難しいものだ。

私もつい最近までその加減がわからず、自分の持ちうる知識と技術をすべて与えたくなり、クライエントに負担をかけてしまったことがある。


最先端の知識と技術を学び続ける地域の専門家集団。


下町の病院のリハビリ室にて、専門家としてのプライドに気づかされたひと時だった。


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