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特別支援教育

大過なく

 ←心理職の国家資格にむけて →外部人材としての臨床発達心理士
城南特別支援学校の佐藤校長先生の新しい門出を祝う会に参加させていただきました。

城南特別支援学校には外部専門家として7年間お世話になっていますが、そのうちの5年間を佐藤校長先生のもとで過ごさせていただきました。

私たち外部専門家は、特別支援学校の「教員への助言」を行うものとして配置されましたが、その仕事は想像以上に孤独で、緊張を伴うものでありました。

特別支援学校には100名近い先生方がいます。
大ベテランの先生方がたくさんいる環境で、専門家として助言しなければならないプレッシャーは、子どもへの直接指導を基本としている我々にとっても大きなチャレンジでした。

本当に自分の助言が役立っているのだろうか、学校の実態に合っているのだろうかと、常に不安を抱えていた私たちを佐藤先生はいつも温かいまなざしで支えてくださいました。

「上から目線の専門家はいらないんです。教員と同じ目線で、チームワークを大切にお願いしますね。」といつも励ましてくださいました。


私たちにとって大きなプレッシャーとなっていた「助言」ということばには、実は2つの意味があります。

一つは、同職種同士の間で行われるもので、経験のあるものが経験の少ないものに対して指導をおこなうことで、スーパーバイズと呼ばれます。

もうひとつは、異業種同士の間で行われるもので、それぞれの専門性に基づいた提案を行うというものでコンサルテーションと呼ばれます。

つまり、スーパーバイズは上下関係、コンサルテーションは同等関係を前提としています。

外部専門家の仕事である「教員への助言」ということばは、後者のコンサルテーションにあたるのですが、その違いがよく知られていないために、助言を受ける教員と助言を行う専門家との間に齟齬が生じたこともがあったのではないかと思います。

私たち専門家自身もそのことを肝に銘じ、常に謙虚な姿勢を心がけなければなりません。
お互いに異なる立場で話し合い、一緒に問題を解決していくことがコンサルテーションの目的なのですから、断定的な言い方や強制的な提案は避けなければなりません。

佐藤先生が繰り返しおっしゃっていた「同じ目線」はお互いに学びあう関係を生み出してくれたのではないかと思います。


佐藤先生は最後のご挨拶の中で、「大過なく」「中庸に」という2つのことばを残されました。
何事もなく、そして、バランスをとって、というこの2つのことばは、私たちが佐藤先生から求められていた専門家の姿に重なります。

4月からまた新しいスタッフも加わりますが、ともに、ゆっくりと「大過なく」学び続けることができますように。

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