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MY臨床発達心理学

障害受容の螺旋モデル

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臨床発達心理士会東京支部の研修会で中田洋二郎先生に「障害受容と家族支援」についてお話をいただきました。

発達障害の子どもはダウン症などの染色体異常とは異なり、障害発見に時間がかかり、また診断を受けたとしてもそのことを保護者が受け止めるのにも大変時間がかかるといいます。

障害受容に関する理論には様々なモデルがありますが、中田先生はご自身の螺旋モデルについてお話しくださいました。

我が子の障害を肯定的に受け止められる気持ちと障害を受け入れ難く拒否したくなる悲哀の気持ち、この相反する気持ちがリボンの表になったり裏になったりしながら、螺旋状に現れるのだというご説明を、中田先生の優しいお言葉を通して心にしみ込むように理解することができました。

我が子の障害については十分に理解していても、ふとしたことで我が子を他の子どもと比べてしまったり、障害児のいない家族の様子をうらやましく感じたりといった一瞬があるという保護者の方のお気持ちは私たち支援者が十分に心に留めておかなけれならないことだと思います。

それは「子どもの障害や問題を肯定的に受け止める」というリボンの表側を無意識に保護者に強いている支援者の傲慢さに対する警告でもあると思いました。

たとえ、保護者の方が、お子さんの発達とともに肯定的な捉え方ができるようになっていったとしても、どこかでふと否定したくなる気持ちがよぎるのだという保護者の方の悲哀をわれわれ支援者は忘れてはならないでしょう。

ましてや発達の初期において迷い悩みの中にある保護者の方のお気持ちを否定することは支援者であったとしても許されることではないと思います。

お子さんの発達の状況と手だてを具体的にお伝えしていくとともに、
成長をともに楽しみ喜べる関係を結んでいくことが我々にできる唯一の方法であると思います。

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Re: 講演ありがとうございました

下村様

先日は研修会にご参加くださいましてありがとうございました。
ブログにコメントもいただき、臨床発達心理士のお仲間であること、京都児童福祉センターに勤務されていらしたことなどを知り、大変びっくりしておりました。
私も1986~1988年ころにカンガルー教室で村井先生や門間先生お世話になりました。
また、大会などでもお会いする機会があるかもしれませんが、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
(お返事の方法がわからず、時間がかかってしまいました。すみません!)

> はじめまして。
> 私は長野県の大北圏域の障害者総合支援センタースクラムネットというところに所属しております臨床発達心理士の下村真紀子と申します。
> 今日は池田町での研修に参加させていただき、先生のお話を聞かせていただきました。もともとは療育の仕事が主だったのですが、最近では巡回相談、健診、発達検査と様々な仕事に追われて、月数回の療育の仕事で全力で子供に楽しんで取り組んでもらえる課題を用意できていない自分に気づかされた今日のお話でした。
> 先生は以前京都にいらしたと今日のお話でお聞きして、実は私も長野に来る前は京都市の心理職で、児童福祉センターというところに勤務していましたので、何だかとても親近感を感じてしまいました。(もう20年くらい前のことですが)
> 私も京都にいるときはプレイセラピーでお子さんと関わっていましたので、今日の先生のお話をお聞きしてとても共感できることが多かったです。
> なんだか久しぶりに100均に行って課題のネタを仕入れようかというような元気が湧いてきました。
> 今日は本当にいいお話をありがとうございました。
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